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当然と日常
４０年も前、私がまだ高校生だった時、数学の授業で教師が、「級数の収束値が知られていると 言うことはその級数が収束すると言うことに含まれます。良いですね」と念を押した。この時私は なぜか嘔吐を感じた。フランスの文豪サルトルの作品に「嘔吐」と言うのがあるが、あれと同じ 生理的拒否反応である。 教師の表明した論理はあたかも、「正方形は四角形です、良いですね」ほどに明らかなもので、...
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ギリシャと東電
ギリシャ政府が国民投票を実施すると発表した。言うなればＥＵと国民の板挟みになったパパン ドレウ首相以下政府が、さじを投げて責任放棄した形だ。今の愛国心皆無のギリシャで国民投票を すれば、結果は「増税反対、既得権益維持」と見えている。 他方ＥＵにしても、特に独仏英政府にしても、国益全体からみれば、またユーロ安定化のためにも...
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Ｂ級ホラー映画
上の画像は米国のＢ級ホラー映画の一こまです。頭がつぶれて目が飛び出しています。 特撮・メークとは言いながら良くできているでしょう。これが夜中に起きてきて、 あなたに背後から噛みつくかもしれません。米国の映画技術も進歩したものです・・・。 いや、実はそう言うことはないのです。起きても来ませんし噛みつきもしません。 この女性は本物だからです。そう、リアルなバスにひかれた人の写真です。...
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株と馬
先日、某大手証券会社の地元の支店が開催する、経済動向講演会に出席してきました。 私はこの手の講演会に出るのは初めてですが、その日は２００人ほどの聴衆が居ました。 で、先ず驚いたのが聴衆たちの年齢の高さです。休日の開催にもかかわらず、７０歳に手が届くと 思われそうな爺さんたちのオンパレードで、私だって定年間近ですけどほとんど最年少でした。...
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ハンバーガーの野望
昨日に娘の大学の学園祭があり、見に行ってきました。娘からは「来るなよ」と言われており、 これについてブログの先輩からは、「ひそかに彼を呼んであるのではないか」と指摘され、 それじゃあたしかに行ったらだまし討ちをしたことになって嫌われるなと思いつつ、結局誘惑に 負けて、嫁さまと一緒に出かけました。 娘は演劇部所属なので、その公演を見ました。上の画像は客を呼び込むためのポスターで、...
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明智光秀父子の運命
明智光秀、言うまでもなく、革命児で時代を先駆けた織田信長に、謀反を起こした人物である。 謀反を起こした一説に、光秀の理想は信長とは逆に復古、つまり政（まつりごと）を天子様や 貴族に返還することであり、信長の野望と正反対、その理想の違いのゆえに信長に失望して 逆恨みし、反逆に至ったと言われている。今でいえば国粋主義の超右翼と言ったところか。...
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親切な外人
３年半ほど前に一人でサンフランシスコの街並を歩きまわったことは、そのあと帰ってきてすぐに ブログ記事にしたところですが、その過程で遭遇した、当時のブログには載せきれなかった、 ちょっとしたエピソードを、今ここにアップします。 私はその時ちょうど、サンフランシスコの郊外から、市の中心地に位置するホテルに向かう...
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空気を読むと蓋然論理
「空気を読めよ」とは良く言われることです。いわゆるＫＹです。なぜ空気を読まないといけないの でしょう。それは場が、一座が白けるからです。人は交流する時に大抵、一定の目標があります。 その目標は交流の進行につれて徐々に設定されて行きます。この期待をぶち壊してしまう訳です。 例えばみんなでさっき見た演劇の高尚さ、素晴らしさについてシェアーし合っていたとします。...
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使命と寿命
人は全員とは言わないが、使命を持っている。他方で当然ながら寿命もある。寿命が来ればもち ろんそこで仕事も打ち切りとなるのだが、使命の終わりと寿命の終わりと、同時に終わることは 事実上あり得ないことを考慮すると、寿命と使命、どっちが早く終わる方が幸せであろうか。 寿命が早く尽きる人は当然に使命を残す、やり残す、やりたいことがまだありながら、悔しいうちに...
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